遺留分侵害額の計算ってどうやるの?


ウサラ

また、遺留分の話なんだけどさ…侵害額の計算って聞いただけで、なんか数字がいっぱい出てきそうで、もうお腹いっぱいだよ…

にゃソラ

計算って聞くと身構えちゃうよね。でも流れを押さえれば、そんなに怖くないんだ。今日はざっくり手順だけ一緒に見てみよう。

ウサラ

うん、お願い!どんな順番で考えればいいの?

にゃソラ

まず、①相続財産の総額を出す。これは預貯金や不動産だけじゃなく、生前に贈与した財産も含まれるんだ。

ウサラ

生前にあげちゃった分まで戻して考えるんだ。

にゃソラ

②そこから相続債務を引いたのが、遺留分の計算の基礎財産になるんだ。

ウサラ

なるほど…まず、基礎財産をはっきりさせるんだ。

にゃソラ

次は③全体の遺留分を計算するんだけど、相続人の組合せによって全体の割合が決まってるんだ。相続人が配偶者や子どもの場合は2分の1。

ウサラ

全体の遺留分を計算したら、どうするの?

にゃソラ

④それぞれの遺留分を計算するんだ。③全体の遺留分に各自の法定相続分をかければ計算できるよ。

ウサラ

ここで、自分の取り分の最低ラインがわかるんだね。

にゃソラ

そして最後に④実際にもらった財産と比べるんだ。もし遺留分に足りなければ、その足りない分=遺留分侵害額を請求できるんだよ。

ウサラ

なるほど、順番は「財産を全部出す → 借金引く → 遺留分を出す → 実際にもらった分と比べる」ってことか!

にゃソラ

ざっくり言うとね。この流れを押さえておけば、計算式に数字を当てはめればいいよ。難しく感じるのはどの財産を含めるか?とか贈与をどう扱うか?って実務上の細かいところなんだ。

ウサラ

全体の流れがわかると安心するなぁ。細かい数字や具体例は、またコラムでじっくり見ればいいんだね。

にゃソラ

そのとおり!気になる人は、具体的な計算例もあるこの記事を読んでみるとスッキリするよ。

遺留分侵害額の計算

遺留分侵害額の計算方法について解説します。


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