相続分の譲渡って何?


ウサラ

相続って自分の分を他の人にあげたりできるの?

にゃソラ

うん、相続分の譲渡っていってね。自分の相続する権利を、ほかの相続人や第三者に譲ることができるんだ。

ウサラ

へぇ〜、そんなことできるんだ!たとえば、お姉ちゃんとボクが相続人だったら、ボクの分をお姉ちゃんに譲れるってこと?

にゃソラ

その通り。そうすると、ウサラの相続人としての立場もお姉ちゃんに移るんだ。

ウサラ

立場ごと!? じゃあ、ボクはもう相続に口を出せなくなるの?

にゃソラ

譲渡したら、遺産分割の話し合いにも参加できなくなる。つまり、相続人の座から降りるようなものんだ。

ウサラ

思ってたより重大だね。でも、もしお姉ちゃんじゃなくて、全然関係ない友だちに譲ったらどうなるの?

にゃソラ

第三者への譲渡だね。法律上はできるけど、他の相続人からしたら知らない人が急に話し合いに参加してくることになるから、けっこう揉めることもある。

ウサラ

たしかに…家族の話なのに、急に外の人が入ってきたらビックリだもんね💦

にゃソラ

だから、現実的には他の相続人に譲るパターンが多いんだ。
親族間でも相続分の譲渡契約書をきちんと作って、名義変更などもスムーズにしておくのが大事だよ。

ウサラ

へぇ〜、ちゃんと書面でやるんだね。口約束じゃダメなんだ?

にゃソラ

ダメではないけど、あとでそんな約束してない!ってトラブルになりがち…
譲渡ってお金がからむことも多いし、証拠を残しておくのが安心だよ。

ウサラ

うーん、相続分を譲るって、ちょっとした気持ちでやることじゃないんだね。

にゃソラ

譲る=権利も義務もセットで手放すってことにゃから、慎重に考える必要があるんだ。
詳しく知りたいときは、「相続分の譲渡-他の相続人や第三者に譲るとどうなる?-」も読んでみてね。


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