相続って、財産を引き継ぐことだよね。
でも財産って、家やお金だけじゃないよね？どこまでが相続の対象になるの？
いい質問だね。相続の対象になるのは、ざっくり言うと、その人の持っていたプラスの財産とマイナスの財産だよ。
マイナスってことは…えっ、借金とかも相続しちゃうの！？
そうなんだよ。不動産や預金、有価証券なんかはプラスの財産。でも同時に、借金や未払いの税金なんかもマイナスの財産として相続人が引き継ぐことになるんだ。
借金も一緒に受け継ぐなんて、ちょっとドキドキするね。
だから相続放棄って制度があるんだ。マイナスが多そうなら放棄することもできるよ。
逆に、相続できないものってあるの？
あるよ。たとえば生命保険金は受取人が指定されているから、その人固有の財産であって相続財産には含まれないんだ。
それからお墓や仏壇といった祭祀財産も、相続財産ではなくて、承継する人を別に決めるんだ。
つまり「相続財産＝すべて」じゃなくて、法律で決まってるんだね。
そういうこと！相続できるもの・できないものを知っておくだけで、手続きの全体像が見えやすくなるよ。
もっと詳しく知りたくなったら、どこを見ればいいの？
それなら、この記事がわかりやすいよ。
「相続の対象になる財産・ならない財産」