
遺言書って一種類じゃないの?ドラマで見ると最後に残す手紙みたいな感じだけど…

実は、何種類かあるんだ。よく使われるのは「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」だね。

名前は聞いたことあるけど、どう違うの?

「自筆証書遺言」は、自分で紙に書いて残すタイプ。費用もかからないし、自宅でササッと作れるのがメリット。でも形式を間違えたら無効になっちゃうんだ…

無効になっちゃうの?それって怖いよ…!せっかく書いたのに意味がなくなるなんて。

書き方のルールをちゃんと守れば、無効にはならいよ。

じゃぁ、「公正証書遺言」は?

公証人役場で、公証人っていう専門家が作ってくれるんだ。だから形式のミスはほぼないし、内容もきちんと確認される。後から「これは本当に本人の遺言か?」って揉めにくい。

安心感はありそうだけど、やっぱりお金とか手間がかかるんでしょ?

うん、費用はかかるよ。それに証人も2人呼ばないといけない。でもその分、安心度はピカイチだよ。

なるほどなぁ…。
「自筆=手軽だけど注意が必要」
「公正証書=手間と費用はかかるけど安心」って感じなんだね!

そのとおり。どっちを選ぶか迷ったら、「遺言の種類-自筆証書遺言と公正証書遺言-」を読んでみてね。