
遺産分割ってみんなで話し合って分けるんだよね? でもさ、その前に話し合う前提って何かあるの?

実は、遺産分割に入る前に解決しておくべき大事なことが4つあるんだよ。

4つ!?そんなにあるの?順番に教えて〜!

まず1つ目は相続人が誰かってこと。これを間違えると、あとで話し合いが無効になることもあるんだ。亡くなった人の戸籍をぜ〜んぶ集めて、誰が相続人かを確定するところから始めるんだよ。

相続人が違ってたら、話し合い自体がやり直しになるんだね。

そうそう。2つ目は遺言書の効力を確認すること。もし遺言書があって有効なら、基本的にその内容が優先されるから、遺産分割の話し合いをする前に、遺言書の種類と有効性をチェックする必要があるんだ。

なるほど〜。遺言があったけど無効だったとか、封を開けたら間違ってたなんてこともあるもんね。

3つ目は遺産分割協議(書)の効力。相続人の一部だけで遺産分割協議をしたとか、遺産分割協議書が偽造・変造されたとか遺産分割協議(書)の有効性が問題になることもあるんだ。

そっか〜。署名とか印鑑を押す前に、内容をしっかり確認しなきゃだね。あとで揉めたら大変だし…

そして最後、4つ目は遺産の帰属。ある財産が遺産かどうか?で揉めることがあるんだ。
誰かが勝手に売ったり処分したりするとトラブルになる。これも前提としてちゃんと理解しておくことが大事なんだ。

なるほど〜。相続人の確認・遺言書・協議書・遺産の帰属…どれも話し合いの土台なんだね。

そのとおり!土台がグラグラだと、いくら話し合っても解決しないからね。焦らず、まずは前提の確認から始めよう!

うん、なんかちょっとスッキリしたかも!でも、話し合いで決まらなかったらどうなる?とかも気になるな〜

それなら、詳しくはコラムで解説してるよ。