
遺言を書いたら安心って思ってるんだけど、
何を書けばいいのか分からないんだ…

そこが一番大事なところだよ。
遺言は、「書くこと」より「考えること」が本番なんだ。

えっ、考えること?

まずは「誰が相続人か」をちゃんと確認する。
思い込みで書くと、あとで話がこじれるよ。

あ…前の結婚の子とか、認知してる子とか、そういうのも?

そう。そこを曖昧にすると、遺言が火種になることも。

じゃあ、次は?

財産の確認。
「家と預金だけ」って思ってても、株や保険、借金もあるからね。

借金も!?
それも書く前に整理するの?

全体像を知らないまま配分は決められないよ。

誰にあげるか決めればいいんでしょ?

それだけじゃ足りないよ。
「何を」「どれだけ」「どうやって」渡すか。
不動産を共有にするのか、売って分けるのかでも全然違うからね。

それから忘れちゃいけないのが「遺留分」。
兄弟姉妹以外の相続人には最低限の取り分があるよ。

じゃあ、「全部長男に相続させる」って書いたら揉める可能性あるの?

可能性はある。
配慮して設計するのが大人の遺言だよ。

他にもまだあるの?

もし相続人が先に亡くなったらどうするか?を考えるのが、
「予備的遺言」。
それに、お墓や葬儀のこと、
誰に手続きを任せるかを考える「遺言執行者の選定」も大事だよ。

遺言って、想像よりずっと奥深い…

うん、でも難しい制度の話じゃないよ。
「残された人が困らないか?」を一つずつ考える作業なんだ。
遺言を書く前に、
✔ 相続人の確認
✔ 財産の全体像
✔ 誰に・何を・どれだけ渡すか
✔ 遺留分への配慮
✔ 予備的遺言
✔ 祭祀や葬儀のこと
✔ 生前契約の検討
✔ 遺言執行者の選定
を考えるプロセスこそが、後悔しない遺言につながります。

もっと具体的に知りたい方は、「遺言作成時の検討事項9つ-後悔しないために考えるべきポイント-」の記事も読んでみてね。