相続した不動産を売ったら税金はいくら?3,000万円で売れても全額は残らない?


ウサラ

にゃソラ、聞いて!お父さんから相続した家が、3,000万円くらいで売れそうなんだ!

ウサラ

お兄ちゃんと「半分ずつなら1,500万円だね」って話してたんだけど、ちょっと気になることがあって…

にゃソラ

もしかして、税金のことかな?

ウサラ

そう!相続税はかからなかったんだけど、家を売ったら別に税金がかかるの?

にゃソラ

うん。不動産を売って利益が出ると、譲渡所得税という税金がかかることがあるんだ。
でも、3,000万円で売れたからといって、3,000万円全部に税金がかかるわけじゃないよ。

ウサラ

えっ、そうなの?じゃあ、何に税金がかかるの?

にゃソラ

基本的には、売った金額から、購入したときの費用や売却にかかった費用を差し引いた利益にかかるんだ。
例えば、3,000万円で売れて、購入費が1,000万円、売却費用が100万円なら、利益は1,900万円になるよ。

ウサラ

なるほど…でも、私はその家を買ってないよ?

にゃソラ

相続した場合は、原則としてお父さんが購入したときの費用を引き継ぐんだ。 購入費が分からない場合は、売却価格の5%で計算する方法もあるけど、税金が高くなることもあるから、昔の売買契約書を探してみてね。

ウサラ

うーん。お父さんが昔買った家だし、契約書なんて残ってるかな…
それに、利益が1,900万円もあったら、税金もかなりかかりそう。

にゃソラ

そうだね。でも、一定の条件を満たせば、税金を減らせる特例があるんだ。
例えば、譲渡所得から最高3,000万円を差し引ける特別控除があるよ。

ウサラ

3,000万円も!? じゃあ、税金がゼロになることもあるの?

にゃソラ

そうだよ。相続した家に自分が住んでいた場合の特例と、亡くなった人が住んでいた空き家を売る場合の特例があるんだ。
それぞれ条件が違うから、どちらが使えるか確認する必要があるよ。

ウサラ

お父さんの家は、今は誰も住んでないよ。だったら空き家の特例が使えるかな?

にゃソラ

可能性はあるね。
ただし、昔に建てられた家であることや、お父さんが原則として一人で住んでいたことなど、いろいろな条件があるんだ。
それに、売却する期限も決まっているよ。

ウサラ

えっ、期限まであるの!? のんびりしてられないね…

にゃソラ

そうなんだ。特例は、売ってから慌てて調べるより、売る前に確認することが大切だよ。

ウサラ

でも、3,000万円控除が使えて税金がゼロになったら、もう安心だよね?

にゃソラ

そこも注意!特例を使って税金がゼロになる場合でも、確定申告が必要なんだ。
それに、相続税を払っている場合には、取得費に相続税の一部を加算できる特例もあるよ。ただし、空き家の3,000万円控除とは併用できないんだ。

ウサラ

うわぁ、税金って複雑…
じゃあ、お兄ちゃんと売却代金を分ける前に、税金も計算しておかないとダメなんだね。

にゃソラ

そのとおり!
不動産が3,000万円で売れても、仲介手数料や税金を差し引けば、手元に残るお金は少なくなるからね。
それに、相続人が複数いるなら、誰が不動産を取得して、売却代金をどう分けるかも大切なんだ。

ウサラ

そっか。売れた金額だけ見て喜んでたら、後で困っちゃうかもしれないんだ。

にゃソラ

うん。税金の見込みや使える特例を確認してから、売却後のお金の使い道を考えよう。
具体的な税額や申告は税理士に、遺産分割などの法律上の問題は弁護士に相談するといいよ。

 相続した不動産を売ると、売却によって生じた利益に税金がかかることがあります。なお、一定の条件を満たせば、3,000万円の特別控除などで税金を減らせる場合があります。

 大切なのは、「いくらで売れるか」だけでなく、「税金や費用を引いて、いくら手元に残るか」を考えることです。売ってから後悔しないように、使える特例や売却期限を事前に確認しておきましょう。

にゃソラ

税金の計算方法や3,000万円控除の詳しい条件について知りたいなら、こちらの記事も読んでみてね。

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