
親の実家を相続することになったんだけど、どうしたらいいか全然決められないんだ…

実家の相続は悩むよね。預金みたいに数字だけで分けられるものじゃないし、思い出がぎゅっと詰まってるからね。

そうなんだよ…誰も住む予定はないんだけど、売るって考えると、なんだか親に申し訳ない気がして…

その気持ちはすごく自然だよ。実家を売るか残すかって、単なる不動産の話じゃなくて、家族の記憶の話でもあるからね。

とりあえず兄弟で共有にして、そのまま置いておくのはどうかな?

うーん、「とりあえず共有」は一見平和に見えるけど、問題を未来に送っているだけになることもあるよ。
売る、貸す、修繕する、解体する…そのたびに共有者の意見を合わせる必要があるからね。

たしかに!?今は兄弟だけでも、将来それぞれに相続が起きたら、関係者がもっと増えるかもしれないもんね。

そうそう。気づいたら「誰に連絡したらいいの?」状態になって、家だけが静かに老朽化…

うーん、それは困る…

だから、まずは「売る・残す」を決める前に、整理しておくといいよ。
誰が相続人なのか、遺言書はあるのか、登記名義は誰になっているのか。あとは、家の状態や維持費も大事だよ。

維持費って、固定資産税とか?

うん。固定資産税、火災保険、草刈り、修繕費、空き家管理の費用、実家まで見に行く交通費なんかもあるね。
空き家のままにするだけでも、意外とお金と手間がかかるんだ。

空き家のまま放置はダメなんだね!?

まさにそこ。実家を残すなら、「誰が管理するのか」「費用を誰が負担するのか」「いつまで残すのか」を決めておくことが大切なんだ。

貸すのはどう?家賃が入るなら、残しながら活用できそうだけど。

貸すのも選択肢の一つ。ただし、古い家だと修繕やリフォームが必要になることが多いし、空室や入居者対応、管理会社への費用も考えないといけないよ。
「貸せば収入」じゃなくて、「貸せる状態にする費用」もセットで見る感じかな。

売る場合は、やっぱり家族全員の合意が必要?

売却代金を相続人で分けるなら、基本的には相続人全員で話し合う必要があるよ。
売却価格だけじゃなくて、解体費用、家財処分費用、税金なども確認しておくと、後で「思ったより残らない…」というズレを防ぎやすいよ。

実家って、「住む・売る・貸す・共有」のどれを選んでも、ちゃんと考えることがあるんだね。

うん。迷ったときは、まず「想い」と「お金」と「管理」を分けて考えるといいよ。実家を大切に思う気持ちは否定しなくていい。でも、管理の負担を見ないふりすると、家族の間で揉める原因になることもあるからね。

売るのは冷たいこと、残すのは優しいこと、って単純に考えなくていいんだね。

そのとおり。大事なのは、実家をどうすれば、家族にとって無理のない形になるか。思い出を大切にする方法は、「家をそのまま残す」だけじゃないからね。

なんか少し気持ちが軽くなった。まずは、名義とか維持費とか、現実の情報を整理してから家族で話してみる。

それがいいね。答えを急がなくても大丈夫。でも、放置はしない。実家の相続は、そのバランスが大切だよ。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてね。
相続した実家をどうする?住む・売る・貸す・共有する前に考えること
親が住んでいた実家を相続する場合、住む・売る・貸す・共有するなどの選択肢があります。空き家のまま放置したり、とりあえず共有にしたりすると、後でトラブルになることもあります。相続した実家をどうするか決める前に確認しておきたいポイントを解説します。

