二次相続を見据えた遺産分割


ウサラ

お父さんの相続で、「とりあえずお母さんが多めにもらえばいいよね」って話になりそうなんだけど、それで決めちゃって大丈夫なのかな?

にゃソラ

その考え方、すごく自然なんだけど、そこで一回立ち止まった方がいいこともあるんだ。
今回のお父さんの相続だけじゃなくて、そのあとお母さんが亡くなったときの「次の相続」まで見ておいた方がいいことがあるんだよ。

ウサラ

えっ、相続って一回終わったら終わりじゃないの?

にゃソラ

両親と子どもがいる家庭だと、最初に親が亡くなった相続が「一次相続」、そのあと残された親が亡くなったときが「二次相続」になるんだ。
一次相続では「まぁ、今回はお母さんでいいか」ってまとまっても、二次相続で兄弟姉妹がもめたり、税金の負担が重くなったりすることがあるんだ。

ウサラ

うわぁ…今もめなければOKじゃないんだね。

にゃソラ

そうなんだ。たとえば一次相続では、配偶者の税金の負担がかなり軽くなる仕組みがあるから、「全部お母さんが相続した方が得じゃん」って見えることがある。
でも、二次相続ではその仕組みが使えないし、相続人の数も減って基礎控除も小さくなりやすいから、トータルで見ると負担が増えることもあるんだよ。

ウサラ

じゃあ、お母さんの取り分は少ない方がいいの?

にゃソラ

そうでもないんだ。税金だけで決めちゃうと危ないんだ。
お母さんが住み続ける家はどうするか、これからの生活費や医療費、介護のお金は足りるか。そこを無視して二次相続対策!って走ると、今度はお母さんの生活が不安定になっちゃう。

ウサラ

なるほど…節税できるか?だけじゃなくて、お母さんがちゃんと暮らせるか?も大事なんだね。

にゃソラ

うん。それに、不動産みたいに「誰が使うのが自然か」「管理できるか」も大事。
数字だけきれいでも、住まない家を引き継いで困ることもあるからね。相続は、税金・生活・家族関係をまとめて見るのがコツなんだ。

ウサラ

ちょっとわかったかも…。
「今回だけ安ければいい」じゃなくて、「次も含めて無理がないか」で考えるんだね。

にゃソラ

特に、相続税がかかりそうなとき、配偶者に大半を相続させようと思っているとき、高齢の配偶者がいるときは、二次相続まで見据えて考える意味が大きいよ。迷ったら、「誰がどの財産を持つのが自然か」まで含めて整理していこう。

にゃソラ

もっと詳しく知りたいなら、こちらの記事も読んでみてね。

相続は二次相続まで考えた方がいい?-後で後悔しないための基本-

遺産分割において二次相続を見据えて検討すべきか?を解説します。


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